Excelでよく使われているIFERRORについて解説します。
IFERROR関数とは
IFERROR関数とは、第一引数に指定した関数がエラーになる可能性を考慮したときに、第二引数にエラーとなった場合の文言を設定する関数です。
使用例
早速、例を出しましょう。
今回は、B2セルあるいはC2セルのどちらかに数字以外の値が入る可能性を想定し、エラーになった時の文言「B2あるいはC2に数値以外の値が入っています。」を第二引数に設定しています。
=IFERROR(B2*C2,”B2あるいはC2に数値以外の値が入っています。”)
実行結果
関数を入力して確定すると、単価に数値以外の文字列「円」が含まれることから関数エラーになりエラーとなったっ場合の文言が表示されます。
まとめ
業務で使用されているExcelファイルにIFERROR関数が使用されていた場合、以前に第一引数で指定されている関数がエラーになったことが想定されます。
もし、Excelファイルの改修が必要になった時は上記を把握して実施すると良いでしょう。
また、IFERROR関数を使用していないセルで関数エラーになった時は新たに使用を検討してみるのもありかもしれません。
第二引数に関数を設定することも可能です。第一引数でエラーになった場合は第二引数に別のセルから値を取得するような関数を設定してみるのもよいでしょう。
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