証拠金維持率の計算方法をネットで調べると難しいことしか書いてなくてちんぷんかんぷんなので
今回は仮想通貨におけるBTCFXの証拠金維持率の計算方法を書きたいと思います。
間違っていたらすぐご連絡いただけると助かります。
証拠金維持率の計算式
(保有資産-(買った時の通貨の価格-現在の価格)×購入枚数)/(買った時の通貨の価格×購入枚数/レバレッジ倍率)=証拠金維持率
茶色部分を有効証拠金、紫の部分を取引証拠金といいます。
例)資産10万円の時に10倍レバレッジでビットコイン2枚を、
①50万円で買った。
(資産10万-(50万-50万)×2枚)/(BTC50万×2枚/10倍レバレッジ)=10万/10万=証拠金維持率100%
②49万円になった。
(資産10万-(50万-49万)×2枚)/(BTC50万×2枚/10倍レバレッジ)=8万/10万=証拠金維持率80%
③40万円になった。
(資産10万-(50万-40万)×2枚)/(BTC50万×2枚/10倍レバレッジ)=-10万/10万=証拠金維持率-100%
④60万円になった。
(資産10万-(50万-60万)×2枚)/(BTC50万×2枚/10倍レバレッジ)=30万/10万=証拠金維持率300%
こんな感じになります。
ちなみに証拠金維持率がマイナスになったら晴れて借金生活に入ります^_^
で、よく使われている[rsnippet id=”1″ name=”Bitflyer”]のBTCFXの場合、追証が証拠金維持率の80%、強制ロスカットが証拠金維持率の50%なので、BTC価格が49万円以下で追証が発生、47.5万円以下になったときに強制ロスカットが発生します。
レバレッジとは
そもそもレバレッジとは?ってなる人がいるのではないかなーと。
簡単に話すと、
あなたが持っている資産の何倍で取引しますか?ってことです。
もし10万円の資産を持っている場合、レバレッジを5倍に設定すると、最大50万円分取引が可能になります。
BTC価格が50万円とした時に、1BTC分欲しいけど10万円しか持ってないとなると、通常は0.2BTC分しか買えないけど、レバレッジ5倍で1BTC分取引できるようになります。
めっちゃいいじゃんと思われる方、もちろんレバレッジには落とし穴があります。
先程の証拠金維持率の計算式を当てはめると分かるのですが、BTCをレバレッジ5倍、50万円で1枚買った時にBTC価格が40万円になった時点であなたの資産は0円になります。更にBTC価格が下回ると晴れて借金生活です^_^
(資産10万-(50万-40万)×1枚)/(BTC50万×1枚/5倍レバレッジ)=0万/10万=証拠金維持率0%
簡単な話、資産が10万円でとある通貨を1枚持っておくと、その通貨の価格が10万円下がったら0になるよねってことです。
まあ、[rsnippet id=”1″ name=”Bitflyer”]では証拠金維持率50%以下(BTC45万円以下)でロスカットされるので、基本的には資産半減で済むと思います。
(番外編)借金生活になる方法
これは簡単です。
追加証拠金制度(追証)を導入、0カット制度のない取引所において、ロスカットされる証拠金維持率を急に大幅に下回ったときです。ロスカットされた時点でマイナスの証拠金維持率であれば晴れて借金生活になれます^_^
日本ではほとんどのFX取引所で追加証拠金制度があります。逆に海外では追加証拠金制度がある取引所は少なく、0カット制度が導入されており、口座の額以上に損をすることはありません。
0カット制度とは、証拠金維持率が0%付近または以下でロスカットされたとしても資産はマイナスにならず0になる事を言います。
借金生活になる方法はこの動画を見ると全てがわかります。
【2015年1月15日に起きたスイスフランの大暴落】
最後まで読んでくれたあなたに一言。
[rsnippet id=”1″ name=”Bitflyer”]には追証があるが、[rsnippet id=”7″ name=”BitMEX”]には追証がありません。0カットです。(私がBitMEXをおすすめする最大の理由はこれです。)
(真面目な話、この記事書いた理由はこれのためだけです。)
2017/11/18追記:
最近、[rsnippet id=”7″ name=”BitMEX”]は日本語化されましたね。
海外のBTCFX取引所では唯一日本語で取引できる取引所ということでもおすすめします。
今回は以上です。
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